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オーガスト(August)は、東京都中野区に本社を置く株式会社葉月(はづき)のアダルトゲームブランド。パートナーブランドの一員。 == 沿革 == 同人サークル「王宮魔法劇団」(おうきゅうまほうげきだん)が前身である。サークル時代に制作したゲーム作品に『One Way Love〜ミントちゃん物語』がある。 2001年にパートナーブランドにスカウトされたことをきっかけに、榊原拓ら主要スタッフはそれぞれ務めていた会社を退社し有限会社葉月(2006年株式会社化)を設立、商業化。デビュー作『バイナリィ・ポット』を発売する。当時は何もかもが手探りの状態で資金も時間もない中、スタッフみんなで1つの部屋に住みこんで開発をしていたり、当時まだ大学生であったスタッフは卒論と並行で作業をしていたという。2作目『Princess Holiday 〜転がるりんご亭千夜一夜〜』では前作のアンケート結果を元に、「明るく楽しい雰囲気」といった雰囲気を全面に押し出す作品を発売、今後の作品作りの方向性を決定することになる。プリホリ発売後から徐々に知名度が上がりコミックマーケット等のイベントで商品を購入できないユーザーが出始めたため、オフィシャル通販を開始した。3作目『月は東に日は西に 〜Operation Sanctuary〜』は大ヒットし、前作以上に様々なメディア展開が行われオーガスト作品初のTVアニメ化やWebラジオも実現した。 ファンディスク『オーガストファンBOX』を経て、2005年に発売された第5作『夜明け前より瑠璃色な』は同年のアダルトゲーム年間セールス第3位を記録した。2006年3月、自社作品の家庭用ゲーム機用ソフトウェアを製作するブランド「ARIA」を設立し、『夜明け前より瑠璃色な -Brighter than dawning blue-』を発売。『夜明け前より瑠璃色な』は長く関連作品がリリースされ続け、後に続編『夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle-』を発売することとなる。 2008年、第6作『FORTUNE ARTERIAL』が発売、オーガスト作品の中で最高の売上を記録する。しかしこの頃から、「明るく楽しい雰囲気」を壊さないための自主規制の中で作品を作ることに限界を感じ始め、自主規制を打ち破る新しい企画作りを開始した。2011年、それまでのオーガストの持つイメージとは全く異なる、退廃的な世界観、シリアスかつハードなストーリーを盛り込んだ『穢翼のユースティア』を発売。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オーガスト (ブランド)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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